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2004.11.29

Live at ペンションししくい

日和佐から宍喰町までは、車で1時間程でした。
現場が近くだったので、移動で疲れることもなく、
とても元気な状態で、今回のツアー千秋楽の
演奏をすることが出来ました。

image_p-sisikui-kanban.jpg

ペンションししくいでの演奏会は、出羽島在住の
坂本秀童子さんと、奥さんのるみ子さんが
企画してくれて実現しました。

image_sisikui-sea.jpg

ペンションししくいは、山々に囲まれていて、
プライベート・ビーチのある静かな場所です。
このようなところで、しばらくゆっくりできたら、
パラダイスのような時空間を体験できそうです。

image_p-sisikui-play.jpg

演目は、夜のラーガ・ビハーグをティンタールで、
ラーガ・カラヴァティをジャプタール、ティンタールで、
最後は、ミシュラ・ピルーをカハルバで演奏しました。

演奏会に集ってくださったみなさまの和やかな波動で、
とても気持ちよく演奏をさせていただきました。

写真は、伊予から来てくれた、かねやんにお願いして
撮っていただきました。今治から伊予、日和佐、宍喰と
付き合ってくれて、一緒によい時を過ごすことができ、
案内をしてくれた、かねやんにはとても感謝しています。

演奏後は、おいしい魚料理をいただきながら、
みんなで歓談のひとときを過ごしました。
夜は、ペンションに泊めていただくことになり、
バルコニーからきれいな空に輝く星をを眺めながら、
ひと仕事終えた開放感もあり、くつろいだ夜でした。

ペンションししくいを経営されている西口さんには、
演奏会場を無償で提供していただいた上に
チケットやCDまで購入していただき、恐縮いたしました。
あたたかく歓迎していただき、ありがとうございました。

企画、情宣、受付からCDの販売まで手伝っていただき、
このような場に導いてくれた秀童子さんとるみ子さんに
こころから感謝しています。ありがとうございました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌日、西口さんからいただいた温泉チケットで、
宍喰温泉に入りました。前にも来たことがありますが、
ナトリウム炭酸水素塩温泉で横綱クラスの温泉です。

image_deva-iland.jpg

温泉の後には、帰路の途上に、るみ子さんの案内で、
牟岐港から出羽島にフェリーで渡りました。

image_deva-kuruma.jpg

出羽島には一台も車がないので、信号もありません。
みんな手押し車で荷物を運んでいました。

image_deva-boats.jpg

その代わりに、文明の利器としては、
モーターボートが活躍しているようでした。

image_deva-road.jpg

坂本さん宅でお茶をご馳走になった後に、
散歩をして、出羽山の山頂まで歩きました。

image_deva-portrate.jpg

フェリー乗り場で、秀童子さんとるみ子さん、
カルロスさん、徳子さんの記念写真を撮りました。

image_devajima-yuuhi.jpg

夕方のフェリーで牟岐港に戻るときには、
ちょうど夕焼けがとてもきれいな時間でした。

デ-ヴァハという言葉はインドでは神様のことですが、
出羽という音の響きが、デ-ヴァハと似ている感じで、
まさに神様の島と呼ぶにふさわしい空気を感じました。

合掌
kenjee

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2004.11.28

日和佐の「あなんど」でのライブ

早朝に、かねやんが旅館まで来てくれて、
松山の道後温泉の近くまで案内してくれたので、
徳島に行く前に温泉で心身を浄めることができました。
みんな温泉が大好きで、移動中に時間をつくっては、
途上にある温泉に立ち寄り、心身をリラックスさせて、
現場に向かうということが習性になってしまいました。

image_anand.jpg

徳島県日和佐の薬王寺の前にあるあなんどでは、
翌日にインドに旅立つという店主のとよじさんと、
奥さんの久美子さんが、あたたかく迎えてくれました。

image_anand-play.jpg

演奏会には、遠方からもたくさん集ってくれて
とても和やかであたたかい空気に満ちた
まさに「あなんだ=喜び」なるひとときでした。

演奏は、夕べのラーガ・プリヤ・カリヤンを
ティンタール(4+4+4+4=16拍子)でやり、
休憩の後には、ラーガ・カラヴァティを
ジャプタール(2+3+2+3=10拍子)と
ティンタールでやりました。
アンコールではラーガ・ミシュラ・ピルーを
カハルバ(8拍子)で演奏しました。

演奏後には、カレ−をいただきましたが、
とてもおいしく、チャパティも最高でした。

image_anand-shop.jpg

普段は、輸入雑貨店としても営業していて、
とてもよいものを仕入れていました。
アーユルヴェーダの薬草の軟膏など、
インド通には嬉しいものがたくさんありました。

image_yakuouji-night.jpg

夜はとよじさんと久美子さんの家にいって、
渡印前の忙しい時でしたが、泊めていただき、
たくさんの友人が集まってにぎたかな一夜でした。
かねやんも伊予から駆けつけてくれました。

image_yakuouji-ohenrosan.jpg

翌朝は、薬王寺に参拝し、平安なる世界の実現を
祈念いたしました。たくさんのお遍路さんが参拝
していて、聖地ならではの心和む空間でした。

薬王寺の山門を入ったところに、
高野山真言宗 21世紀 心の伝道 心願成就
「結果をうたがってはならない
 心がふらついてはならない
 ただただ、信じて祈ること」
というポスターが張られていました。
どうなるかわからない旅を続けている者には、
励ましの言葉としてこころに響くものです。

image_sea-hiwasa.jpg

夜に予定されている宍喰でのライブに行く前には、
あなんどの久美子さんに案内をしていただき、
景色のよいえびす洞温泉にて心身を浄めました。
日和佐の海を眺めて、平安なるひとときでした。

あなんどのとよじさんと久美子さんをはじめ、
ライブに集ってくれた気持ちよい波動のみんなに
こころより感謝しています。

合掌
kenjee

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2004.11.27

栄養寺さんでの演奏会

フジグランさんでの演奏終了後、かねやんの案内で、
砥部で自然食品店とべ健食センターを経営されている
野本昌之さんを訪ねました。
以前にも大変お世話になりました野本さんのお導きで、
伊予市灘町の栄養寺さんで演奏させていただきました。
栄養寺さんは灘町をひらいた宮内家の菩提寺で、
栄養という言葉の発祥地であると伺いました。

image_eiyouji-kaijyou.jpg

りっぱな本堂での演奏会は、「国際交流コンサート
インド音楽の夕べ in 栄養寺
」と題して行われ、
とてもたくさんの人で、本堂は満員となりました。

image_eiyouji.jpg

演目は、ラーガ・カラヴァティをティンタールで、
和音階によく使われている5音階のラーガ・ブパリを
ゆっくりのジャプタール(2+3+2+3=10拍子)と
ティンタール(4+4+4+4=16拍子)で演奏しました。
最後は、夜のラーガ・カマージで終了しました。

写真は、野本さんにお願いして撮っていただきました。

終了後には、打ち上げでご馳走をいただきながら、
歓談のひとときを過ごさせていただきました。
夜は、栄養寺さんの近くの「つたや」という旅館に
素晴らしい部屋を用意していただきましたが、
歴史的建造物で保存文化財のような旅館でした。
泊まりに伺うのが夜遅くになってしまいましたが、
女将さんはこころよく空いている部屋もみせてくれて、
昔の職人さんのみごとな仕事を拝見いたしました。

主催していただいた「灘町・宮内邸を守る会」、
伊予市文化協会会長の門田眞一さんをはじめ、
素晴らしい響きの本堂での演奏をさせていただいた、
栄養寺のご住職には、感謝の念で一杯です。
また、協賛していただいた、愛媛県建築士会伊予支部、
みなみ会、伊予歯科医師会の皆様、
そして、コンサートを聴きに来てくださった皆様、
お導きいただいた野本さんに厚くお礼申し上げます。

合掌
kenjee

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フジグラン今治店での演奏

今治での2日目は天候にも恵まれて、あたたかくて、
青空の広がる、とても気持ちのよい日でした。

image_fujiguran.jpg

るり子さんは、仕事で忙しい状況にもかかわらず、
会場でお世話になる今治繊維リソースセンター
塩見茂和さんのところまで案内してくれました。

image_kaijyou.jpg

フジグランさんで、演奏をやらせていただいた会場は、
入り口近くの吹き抜けになっているところで、
2階からも見ることのできる響きのよい場所でした。
ここでは、いろいろなイベントが行われていて、
お導きいただき、音響まで担当してくださった
塩見さんのやられている里神楽のグループが、
翌日に公演をやられるという場所でもありました。
(あいにく翌日には徳島の日和佐でのライブがあり、
 拝見できず、残念な状況でしたが・・・)
塩見さんには、Jazz in 84での舞台設営から、
本日のライブの音響までやっていただいた上に、
おいしいカキフライ定食とメロンパンをご馳走になり、
お土産にと、みんなにタオルを段ボール箱に一杯!と
ジャンパーまでいただいてしまい恐縮いたしました。
いろいろと大変お世話になり、感謝の念で一杯です。

image_fujiguran-play.jpg

演奏は、11時からと14時からの2ステージでした。
11時からの演奏では、朝のラーガとして有名な、
ラーガ・アヒール・バイラヴィ(Ahir Bhairavi)を
ルーパルタール(3+2+2=7拍子)と
ティンタール(4+4+4+4=16)で演奏し、
2曲目は、昼のラーガとしてポピュラーな
ラーガ・ミシュラ・ピルー(Miishra pilu)を
ティンタールで演奏しました。

司会をしてくれた きしろさんが話し始めたとたんに、
抑揚のある自然な流れの声で空気が変わりました。
プロとしてラジオでも話をされているという方なので、
当然のことなのでしょうが、忘れられない瞬間でした。
舞台でのお導きをいただき、ありがとございました。

昼食は「どんと」というお店でカキフライ定食を
いただきましたが、これまでに食べたカキフライで、
いちばん美味しいものでした!ごちそうさまでした。

14時からの演奏では、以下の3曲を演奏しました。
1.ラーガ・ヴァサンタムカリ(Vasantamkhari)
2.ラーガ・シュッダ・サーラング(Shuddha sarang)
3.ラーガ・ミシュラ・カマージ(Mishra khamaj)

渋谷のライブ・ハウスクロコダイルの壁画を描いた
壺内さんが聴きに来てくれて、初対面でありましたが、
演奏終了後には、楽しくお話をさせていただきました。

写真は、ふじ子さんにお願いして撮っていただきました。
このたびの仕事の機会を考えてくださった徳永さんには、
大変お世話になりました。厚くお礼申し上げます。

合掌
kenjee

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2004.11.26

Live at Jazz in 84 今治

スペインはマドリード出身の、インド、ネパ−ルで
北インド古典音楽(ヒンドウスタニ・ミュージック)の
バンスリを学んできたカルロス・グゥェラさんと、
奥さんの中村徳子さんがタンプ−ラ演奏で同行し、
3人での四国音楽遍路の旅をさせていただきました。

image_jazz84.jpg

初日は、今治市のJazz in 84というお店でのライブが、
近藤るり子さんのお導きのおかげで実現しました。
舞台は、今治繊維リソースセンターの塩見さんが、
会社の展示ホールからわざわざ運んできてくれて、
りっぱな舞台でやらせていただくことができました。

お店の棚にはレコードがたくさん並んでいて、
昔、ジャズ喫茶に通っていた頃を思い出す景色でした。
店の壁面にはいろいろなギターが吊るされていましたが、
店長のやっちんさんは、ハワイアンのグループで
ときどき演奏活動もされていると伺いました。
お店では、ジャズのライブを中心として、
いろいろなライブをよくやられているとのことで、
音響設備の充実した環境でやらせていただきました。

image_play.jpg

演奏は、ジャズのブルーノート音階と共通する
ラーガ・ジョグをルーパクタール(3+2+2=7拍子)と
ティンタール(4+4+4+4=16拍子)でやりました。
次に、日本の民謡と共通する5音階のラーガ・ブパリを
ジャプタール(2+3+2+3=10拍子)とティンタールで、
最後は、ラーガ・パハリという民謡風の曲を、
カハルバ(8拍子)で演奏しました。
アンコールもあり、夜明けのラーガとして有名な
ラーガ・バイラビをティンタールで演奏して終了。

写真は渡辺美江さんにお願いして撮っていただきました。

ライブに来てくれた英語の先生をされているという
じゅんさんは、スペイン語も堪能な方で、
演奏後にはカルロスさんとスペイン語で歓談してました。
わたしは、カルロスさんとのコミュニケーションでは、
へたくそな英語で会話することが多いので、
(カルロスさんは日本語を勉強中で、舞台での説明など、
 だいぶ上手に話せるようになってきたのですが・・・)
スペイン語も少しづつでも勉強したいと思いました。

歴史あるJAZZ in 84が、みんなのよき集いの場として
末永く発展されてゆかれることを願っています。
あたたかく迎えていただきありがとうございました。

image_jitan.jpg

ライブの後は、今治と伊予での公演ができるように
お導きをいただき、いつも大変お世話になっている
近藤さんの家に泊めていただきましたが、
夕飯までご馳走になってしまい恐縮いたしました。

近藤さんはヘアーサロン・ジタンという理髪店を
頓田川の近くの今治市東村甲で経営されています。
ご主人の孝幸さんは、理容師のフランス大会で、
1位を受賞しているという一流の方です。
今回は時間が取れない状況でしたので、
散髪をしていただくことはできませんでしたが、
こんど機会がある時には、是非お願いしたいです。

このたびも大変お世話になり感謝の念で一杯です。

合掌
kenjee

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2004.11.25

京都の「ぷーら」での演奏会

京都の町家をお店にしているぷーらさんで
バンスリ奏者のカルロスさんとのライブがありました。
タンプ−ラは奥さんの徳子さんが演奏しました。

image_poora-exit.jpg

お店をはじめてから6年目ということで、
時々、生演奏のライブをやっているそうです。
歴史を感じるとてもよい雰囲気の空間で、
屋根が高くて響きのよいところでした。

image_poora-play.jpg

演奏は、はじめにラーガ・プリヤ・カリヤンを
ティンタ−ル(4+4+4+4=16拍子)でやりました。
そして、ラーガ・カラヴァティを
ジャプタール(2+3+2+3=10拍子)と
ティンタ−ル(4+4+4+4=16拍子)で、
最後は、ラ−ガ・ミシュラカフィーを
カハルヴァ(8拍子)で演奏しました。

写真は店主のみかりさんが撮ってくれました。
演奏後にいただいたカレーはおいしかったです。

演奏後に仕事から帰って来たご主人のもとやんに、
カルロスさんが「今日は何人殺しましたか?」
と訪ねているので、やばいことをやっているのか?
と、しばし緊張した空気が流れましたが・・・
もとやんは「今日は殺られてしまいましたよ」と、
困ったようなやさしい笑顔で応えていました。
実は、時代劇のなどの役者さんの仕事をしていて、
水戸黄門などにも出演しているということでした。

遠方から聴きに来ていただいた知り合いも集って、
とてもアットホームな雰囲気のライブでした。
ぷーらさんの益々のよき発展を願っています。
ありがとうございました。

合掌
逆瀬川健治

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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11ヶ月ぶりにぷーらさんを訪ねたところ
残念なことにお店は閉っていていました。
みかりさんともとやんの元気で充実した日々を
こころより願っています。平成17年10月24日

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2004.11.21

中村仁・インド音楽 リサイタル

中村仁氏のインド音楽 リサイタル
『凛として無頼なり』-Emperor Waitz が、
西荻勤労福祉会館で行われました。
image_enkei.jpg
image_butaizukuri.jpg

仁さんのインド音楽教室の生徒さんたちには、
舞台をつくったり、荷物を運んでくれたり、
受付からビデオ撮影、写真撮影にいたるまで
演奏会を支えてくれて、感謝しています。

image_jin-sitar.jpg

仁さんは、シタールとイスラジを演奏しました。
インドの古典音楽では、2種類の楽器をやる人は
あまりいないので、稀少価値のある逸材といえます。
ラーガを表現するという点では、同じことですが、
発弦楽器と弓奏楽器という、まったく性質が異なる
楽器を両方演奏するのは、大変なことだと思います。

image_esraji.jpg

イスラジの演奏では、ハルモニウムも加わり
より重厚なサウンドになっていました。
ハルモニウムの演奏は、6月26日に行われた
音楽の友ホールでの公演のときにも出演した
片山桃子氏でしたが、今回はボレロ風の
オリジナル曲で、唄声も披露してくれました。
   
image_sikai-.jpg

司会の後藤美奈子さんには、挨拶から説明、
メンバー紹介までしていただき、ミュージシャンが、
演奏だけに集中できる状況にしていただきました。
最後の曲では、ウッドブロックで演奏にも参加しました。

image_borelo.jpg

ボレロ風のオリジナル曲を最後に演奏しましたが、
ダフ、タンバリン、ラマシンバル、ウッドブロック
などのパーカッションも加わり、にぎやかでした。
タンプーラとパーカッションは、毎回参加している
経験豊かな石川瞳氏、足立泰子氏の演奏でした。

衣裳は、いつもお世話になっています仁さんのお姉さま、
中村経子さんに用意していただきました。
サリーは、福田さんがリハーサルの時にも来てくれて、
着付けの指導とともに提供してくれたものです。

image_nomiya-match.jpg

仁さんのリサイタルでは恒例になった、
マッチ売りの野宮氏が出店していました。
彼のデザインしたラベルのオリジナルマッチは、
次々と、新作を提供して楽しませてくれます。

image_jin-uketuke.jpg

受け付けでは、美しい女性のみなさんが迎えてくれる
という状況でしたので、ご来場いただいた男性の方には、
嬉しい光景であったことと推察しております。

掲載させていただいている演奏現場の写真は、
勝又美南子さんにお願いして撮影していただきました。

flysheet_jin_04_11_21_.jpg
   ・・・岡田好永氏(人形)塩谷みちる氏(写真)

image_enkei-2.jpg

たくさんの方々のご協力に感謝しています。
ありがとうございました。

合掌
kenjee

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2004.11.20

Live at 3・4 sun-sea 

渋谷のサン・シーで、Holy-Shanthiの主催による
北インド古典音楽の演奏会がありました。

image_sun-sea.jpg

サン・シ−は、渋谷で小松さんのやっている
とても雰囲気のよい、くつろげる空間のお店です。
はめさんが内装をしたお店としても有名です。
はめさんは80年代に下北沢でやっていた「あしゅん」
というインド関係者のたまり場となったお店を
造った時にも内装を担当していた方ですが、
木を組み合わせる手法は、素晴らしいセンスで、
現在も、内装から家具の制作を続けられています。
インド音楽、民族音楽に、とてもくわしい方で、
また、人生の大先輩でもありますので、
いろいろなことを指導をしていただいてます。

image_sun-sea.gat.jpg

そのような素敵な空間での演奏会でしたので、
空間の響きが気持ちよく、生演奏でやりました。

演奏は、サロード奏者の宮島祐一氏と一緒に、
昼と夜の2回公演をさせていただきました。

そのような時間帯にあわせたラーガを演奏する
という演目を宮島祐一氏は配慮していたので、
まず、昼過ぎに演奏されるラーガ・ビンパラシュリを
ティンタール(16拍子)で演奏しました。
演奏の流れは、アーラープからジャーラまで、
オーソドックスな構成による演奏でした。

2曲目は、夕方に演奏されるラーガ・シュリを
チャ−ルタール・キ・サワリ(11拍子)と、
ティーンタール(16拍子)で演奏。

夜には、ラーガの王様といわれている
ラーガ・ダルバリをティーンタールで演奏しました。
そのあとに、短いタブラの独奏をやってから、
夜明けのラーガ・バイラビをダッドラ(6拍子)と
ティーンタール(16拍子)で演奏しました。

image_sun-sea.hirayama.jpg

写真家、平山耕嗣 さんの写真展も同時開催され、
会場の雰囲気を盛り上げていただきました。
平山さんの撮影するポートレイト写真は、
とても善い顔でとれているものが多いです。
かれは人を和ませ、気持ちのよい表情を引き出して
撮影できるという類い稀なる才能の持ち主ですが、
風景や花の写真にもそのやさしい人柄がでていて、
とてもよい写真がたくさんありました。

今回は、平山さんの事務所であるHoly-Shanthiの
企画で開催された演奏会と写真展でしたが、
久しぶりにお会いする方も来てくれていて、
横須賀からきていただいたビーズアーティストの
岡崎敏夫さんご夫妻や、下北沢でアプサラスという
お店をやられていた、万治郎さんも来てくれました。
アプサラスでは、1977年頃に演奏をさせていただき、
お世話になりました。3・4さんの心地よい空間で
とてもよいひとときを過ごさせていただきました。

もちろん、掲載させていただいた写真は、
わたしののデジカメ(SANYO Xacti・DSC-J2)で、
平山さんにお願いして撮っていただいたものです。

image_sun-sea.uchiage.jpg

終了後には、打ち上げでご馳走をいただきました。
あたたかく迎えていただき有難うございました。
これからもサン・シ−さんの益々の発展を願っています。

合掌
kenjee

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2004.11.17

LIVE at CROCODILE

ライブハウスの老舗「CROCODILE」にて、
シタール奏者の石間秀機氏の呼びかけにより、
サロード奏者の宮島祐一氏とわたしの3人で
北インド古典音楽の演奏をやらせていただきました。
このユニットでのライブは、第二弾となります。

image_crocodile-2.jpg

このような、主奏者が2人で行う合奏スタイルは、
ジュガルバンディと呼ばれています。

はじめに、夜のラーガ・ラゲシュリを演奏。
ゆっくりとしたアーラープからはじまり、
ガットと呼ばれるところからは、タブラが入って
ティンタール(16拍子)というリズムで演奏しました。

北インド古典音楽はルールが決っていて、
そのルールを守りながら即興で展開して行く音楽なので、
演奏時間も主奏者の乗り次第で決って行きます。
ラーガ・ラゲシュリは、50分程の演奏時間でした。

image_crocodile-1.jpg

休憩をした後は、シタールとサロードによる豪華な
ナグマ(ラハラとも呼ばれる、メロディーを繰り返して、
 リズムのサイクルを提示する役割のパートのことです)
の伴奏でタブラソロを演奏しました。
ジャプタール(2+3+2+3)という10拍子のリズムで
リズムの説明をしてから、15分位の演奏をしました。

次に、深夜に演奏されるラーガ・ミシュラ・カフィを、
ティンタールのマディヤとドルットでやりました。
最後に、ベンガル民謡の軽快な曲で有名な「舟歌」を
カハルバ(8拍子)で演奏しました。

演奏終了後、思いがけないアンコールとなり、
急遽、ラーガ・シンディ・バイラビという朝のラーガを
ダッドラ・タール(6拍子)で演奏しました。 

掲載させていただいた写真は、石間さんの愛妻で、
お宅にお邪魔した時には、ご馳走をしていただいたりと、
大変お世話になっている、いくよさんにお願いして
撮影していただいたものです。

image_crocodile-ishima.jpg

◆ 「あいつがシタールを抱えて帰って来た」と、
入り口にあるライブの告知板に書いてありました。

石間秀機さんは、'70年代に大活躍をしていた
「フラワー・トラベリング・バンド」のギタリストで、
当時、わたしはファンとして演奏を聴きに行きました。
そのような大先輩(還暦を迎えられました)ですが、
40年に渡り、ギタリストとして活躍されると同時に、
こつこつとシタールにも取り組まれていたことから、
ティンガティンガ ハウスの鈴木さんのお導きで、
一緒に共演させていただくということになりました。
最近は、シタールをモニラル・ナグ氏に師事して、
さらに研鑽を続けられています。

それと同時に、シターラという新しい楽器を開発して、
いろいろなユニットでの演奏活動を続けておられます。
シターラは、ミーンド(弦を引張って歌う奏法)という
奏法も表現できるエレキギターを改造した楽器です。
くわしくは、こちらに掲載されています。

★ 来る11月22日(月)に、代官山のOLD-IMARIで、
石間秀機さんのシターラ・ライブがあります。
詳細はこちらの音楽欄に掲載されています。

クロコダイルの壁画は壺内さんという方が描かれたと、
ライブ情報をみた今治の友人から連絡をいただきました。
1982年頃に、OMというグループやチャクラのゲストで、
やらせていただいた頃も、同じ舞台の景色でした。
変わらない景色があるのは、とても嬉しいと感じました。
これからも老舗として、益々のご発展を願っています。

合掌
kenjee

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2004.11.14

江戸フェスティバル

image_stage.jpg

日比谷公園で行われた江戸フェスティバル
屋外ステージで演奏をさせていただきました。  

image_tatuno.jpg

シタール奏者の辰野基康氏との合奏では、
民謡を2曲、カハルバ(8拍子)で演奏し、
楽器の簡単な解説もしました。

image_edo-chandrakantji.jpg

続いて、言語学の博士でもあるシタール奏者、
チャンドラカント・サルデシュムク氏と、
北インド古典音楽の合奏をしました。
タンプ−ラは田部久美子氏が演奏。

時間の関係で予定されていたインド舞踊が
できなくなってしまいましたが、
あらためて舞踊を中心とした公演を考えましょうと、
スタッフの方のあたたかいご配慮もありました。

image_dashi.jpg

千代田区内の山車・神輿とともに、
江戸・天下祭にゆかりのある地方の
山車人形が展示されていました。
インドのプージャ(供養祭)を思い出す光景でした。
インド伝来の神様、鞭財天も展示されていました。
細部まで丁寧に造りこまれていて、
職人さんの素晴らしい仕事には感銘しました。

千代田区文化芸術施策における
「文化芸術の秋フェスティバル」でしたが、
オープンギャラリー、江戸職人横町、大道芸、
各地の物産店、ワールドバザール、蚤の市・・・
その規模の大きさは物凄いものでした。
これだけの大きなイベントを運営した
スタッフのみなさまのご苦労を想いました。

スタッフのみなさんには大変お世話になり
誠にありがとうございました。

image_tree.jpg

日比谷公園の中には、みごとな樹がたくさんありました。

合掌
kenjee

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2004.11.13

小野恵美子舞踊公演 カルメン

image_ono-solo.jpg

「小野恵美子舞踊ひとすじ40周年記念公演」が
いわき市平市民会館 大ホールで開催されました。
小野恵美子先生の還暦のお祝いでもある公演で、
大勢の参加者と共に素晴らしい舞台が実現しました。

image_ono-studio.jpg

わたしは公演の2日前に、小野恵美子舞踊団
稽古場でのリハーサルから参加しました。

スペインのセビリージャ出身の踊り手、
イシドロ・バルガス氏が参加していたので、
稽古場はスペイン語の世界になっていました。

Son nuestros amigos.

イシドロ氏のステップと手拍子や身体を叩いて表現する
軽快で的確なリズム感覚は素晴らしいものでした。

image_spa-hawaians.jpg

宿泊は、スパ・リゾートハワイアンズ
ホテルの部屋を用意していただけたので、
夜は温泉でくつろぐことができました。

いわき湯本の温泉は毎分3トンの豊富な天然の温泉で、
古代第三期の地層から湧出する化石水が、
3000万年もの間空気に触れることなく、
大地の豊かな成分を含有し、マグマの地熱で温められ、
断層亀裂を通じて上昇してくるという
国内でも稀な温泉なんだそうです。
このような温泉でしたので、大地の豊かな成分で、
身体が調律されていくような気がしました。

image_gunbu.jpg

前日には現場のホールでのリハーサルでした。
会場はとてもりっぱな1771席ある大ホールで、
舞台もとても広く、舞踊の公演に適した空間でした。
照明、音響、大道具など、たくさんのスタッフと
とても大勢の出演者でにぎわっていました。

image_kaijyou-tree.jpg

◆ 当日はとてもよい天気に恵まれました。

プログラムは、ハワイからの音楽家を迎えて、
祝舞からはじまり、ハワイアンフラの公演があり、
友情出演の韓国舞踊もありました。・・といっても、
楽屋での準備などで拝見できませんでしたが・・

続いて、総勢50人を超えるダンサーと
アーティストが表現する創作フラメンコ
「カルメン」が上演されました。

小野恵美子先生は40年も踊られてきたので、
自然に流れるような踊りには風格を感じました。
とても還暦を迎えた方と思えない若々しさでした。

山本将光氏とイシドロ・バルガス氏の競演では、
双方ともに躍動するリズムの自在な動きで、
パワー全開という状態で、とても凄かったです。

フラメンコを司るジプシーたちのルーツは、
11世紀頃、イスラム勢力が興隆した時代に、
インドからきたアーリア人であるといわれてます。
そういえば、リズムを分割してとらえるところは、
インドのリズムでも同じ考え方をしています。

シギリージャは、2+2+3+3+2という12拍子ですが、
Dhi-|Dhi-|Dha-gerenagu |Ta-kerenaku |Dhati|
というボル(奏法を表現する言葉)で演奏しました。
前に小林泰子さんの踊りと一緒にやらせていただいた
おかげで、とても馴染んだリズムになっていました。

他にもブレリアス、ファンンダンゴなども12拍子で、
フラメンコでは12拍子の曲がとても多いです。

タンゴ、タンギージョ、シギリージャ、タラントで
演奏に加わりましたが、待機している時間も多く、
その間には踊りを拝見し、堪能させていただきました。

小野恵美子舞踊団のみなさんの息のあった踊りは、
チームワークのよい素晴らしいものでした。
場面が変わる度に、違う衣裳に着替えてくるので、
楽屋でも大忙しで大変だったことと想います。

エミ・バレースクールのクラッシックバレエ科の
生徒さんたちは、皆で一緒に咲いた華のようでした。

舞台は、大道具の方々の造った岩や闘牛場や酒場が
場面を追って変わって行くものでしたが、
段取りがしっかりしていて、スムーズな進行でした。
… … … … … … … … … … … … …
出演者
【バイレ】
カルメン      小野恵美子 (演出・振付)
ホセ       山本将光
エスカミリオ    イシドロ・バルガス
兵士       木田和宏 / 小野晋作
ジプシーの女たち 小野恵美子舞踊団 
街の子供たち   エミ・バレースクール
 
【ギター】 鈴木 尚 / 俵 英三 /  長谷川暖
【カンテ】 石塚隆充 /  今枝友加
【フルート】 山本俊自 【タブラ】 逆瀬川健治
… … … … … … … … … … … … … 
たくさんの出演者で、盛り沢山のプログラムでした。

image_ono-party.jpg

公演の後は、記念パーティがありました。
公演を支えてくださっている方々のお話や、
ハワイのお祝いの歌(マントラみたいでした)、
楽しい隠し芸まであって楽しいひとときでした。
食事はバイキングでご馳走をいただきました。
いわきは、海が近くて魚がおいしいところです。

このたびは、小野恵美子先生をはじめ、
小野恵美子舞踊団のみなさん、スタッフのみなさん、
気さくで個性豊かなアーティストのみなさん、
いろいろなかたちで公演を支えてくださった方々、
そして公演の参加に導いてくれた山本将光さん、
ご一緒できたすべてのみなさんに感謝しています。

合掌
kenjee

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2004.11.06

大田区東調布第一小学校で演奏

大田区東調布第一小学校PTAの主催で、
小学校の体育館にて、北インド古典音楽の演奏と
楽器の解説、お話の集いがありました。
舞台はキルトの敷物が敷かれた立派なものでした。

image_gat.jpg

シタール奏者チャンドラカント・サルデシュムク氏は、
ラーガ・マドウヴァンティを演奏しました。
ターラはティーンタール(4+4+4+4)でした。

彼は、4歳の頃からシタールを弾きはじめ
8歳からは、ラビ・シャンカール氏に師事し、
現在は、世界各地での演奏活動を続けるとともに、
ミュージック・セラピーも行っています。

image_pooja.jpg

奥さんのプージャさんは、日印関係のお話をしました。
彼女は名古屋大学に留学して、博士号を取得した才女で、
日本語をとても上手に話すので、感心させられます。
現在は、IT関連の仕事に従事して活躍中です。

お二人は、ガネーシャ祭りの発祥地域といわれる
マハラシュトラ州プーナの出身です。

そういえば、前に東京と川崎で開催された
ガネーシュ・プ−ジャ(供養祭)のときにも
チャンドラカント氏と共演させていただきましたが、
マハラシュトラ出身の人がたくさん集っていました。
インド最大の商業都市 ムンバイを州都とするので、
ビジネスで来日されている方が多かったようです。

タンプ−ラの演奏はチャンドラカント氏に
インド音楽の歌のレッスンを受けている
田部久美子氏が担当しました。

掲載写真は、チャンドラカント氏の日本での活動の
お世話をしている武田和子さんにお願いして
わたしのデジカメで撮っていただいた写真と
プージャさんの撮影写真を掲載させていただいきました。

image_chandrakantji-wchild.jpg

子供たちが舞台で楽器に触れる機会もありましたが、
楽器に触れる時の様子を見ていると、
それぞれの子供の性格がよくわかる気がしました。
いろいろな善い体験をすることや学習を通じて、
こころ豊かな人に成長してほしいものです。

合掌
kenjee

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2004.11.05

「秋夜」 鳴弦 X 鳴鼓 

サロード奏者の宮島祐一氏と共演した
音や金時さんでの演奏会の報告です。

image_wyuuichi-hira.jpg

はじめは、秋のラーガとして有名な
ラーガ・ヘマントをサロードの独奏で、
ア−ラ−プ〜ジョール〜ジャーラという
オーソドックスな古典音楽の展開で演奏。
サロードのいろいろな音色を駆使して、
とても表現力豊かで深みのある演奏でした。

そして、ガットと呼ばれるところからは、
タブラとの合奏のパートになりますが、
ここからはターラという循環するリズムの
規則を守りながらの即興演奏になります。
リズムは、ティンタール(16拍子)で、
ビランビット(=ゆっくり)のリズムから、
マディヤ(=中くらい)のリズムになり、
ドルット(=速い)のリズムへと序々に
スピードが速くなってゆき、曲の最後は
ジャーラという高速スピードになって終わりました。

北インド古典音楽の器楽演奏では、
このような構成の流れでやることが多いです。

2部のはじめには、タブラの独奏をやりました。
循環するリズムで演奏するタブラソロでは、
ナグマ(循環するメロディーでリズムサイクルを提示)
というメロディーと一緒にやるのが一般的ですが、
今回は無伴奏で想いのままに即興で演奏しました。

そして、後半の宮島祐一氏との合奏では、
深夜に演奏されるという、ラーガ・ マルコウンス を
軽快なリズムのシタール・カーニ(16拍子)で演奏。
最後は、ベンガル民謡の舟歌(ラーガ・マンド)を
カハルバ(8拍子)で演奏して終了しました。

主音と副主音の持続音(ドローン)を鳴らし続ける
タンプ−ラは、田部久美子氏が演奏しました。

今回は、写真の撮影ができなかったので、
先日のライブで平山耕嗣さんの撮ってくれた、
演奏風景を掲載させていただきました。

来る11月20日(土)には、
渋谷の「SAN・SEA」というお店でも、
宮島祐一氏と一緒の演奏会がありますが、
写真家の平山耕嗣氏の写真展示即売会も
同時開催される予定になっています。
詳しくは、こちらに掲載中です。
みなさまのご来場をお待ちしています。

毎度のことですが、なんど食べてもおいしい!
音や金時さんのカレーをいただきました。

ライブに集っていただいたみなさまと
音や金時さんに、厚くお礼申し上げます。

合掌
kenjee

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