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2005.10.29

インドへの旅 from 日比谷

image_world-air-sea-service

ワールド航空サービスの本社営業部に於いて
「インド音楽・生演奏とインドの魅力」という催しで
シタール奏者の 辰野基康氏とタンプーラ伴奏の
辰野明日香氏と共に演奏させていただきました。

image_gassou-2

演目は、ベンガル・ドウン、ラーガ・ヤマン
そして、日本唱歌のもみじを演奏しました。

ベンガル・ドウンはベンガル地方の舟歌で、
アップテンポの軽快なカハルワ(8拍子)の曲です。

ラーガ・ヤマンは夜のラーガとしてよく知られています。
アラープ(シタール独奏パート)を演奏した後に、
ガット(タブラが入っての合奏パート)では、
ビランビット(=ゆっくり)ティンタール(16拍子)
から、ドルット(=速い)ティンタールを演奏して、
最後にジャラ(とても速いパート)をやって終わるという
もっともオーソドックスな構成の流れでした。

もみじの演奏では、辰野さんのシタールによる
独特な歌い方が印象的で、素晴らしかったです。

2005-10-29

辰野さんから綺麗な紅葉デザインのフレームに入った
演奏風景写真が届きましたので掲載いたします。
これからますます色鮮やかな季節になっていきますね!

image_tatuno

演奏した楽器をを初めて見る人もいらっしゃたので
辰野さんが楽器の説明やインドの話をしました。

演奏中にインドの写真をスライド上映していましたが、
とてもよい写真をたくさん観ることができました。

また、インドを楽しく旅するコツやインド世界について
サニー・マンモーハン・シン氏が流暢な日本語で
インド事情についての詳しい話をされていました。

演奏終了後の休憩時間には、会社の近所にあるという
インドレストラン・マハラジャ特製の
おいしいサモサとチャイをいただきました。

image_marin-building

ワールド航空サービスの本社営業部は、
日比谷公園と皇居の交差点の一画にそびえる
斬新なデザインの日比谷マリンビル4Fにあります。

このたびもワールド航空サービスのみなさまには
大変お世話になりました。誠に感謝の念で一杯です。

合掌
逆瀬川健治


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2005.10.27

イメージデッサン・クラス

朝日カルチャーセンターで開講している
大成瓢吉氏のイメージデッサン・クラス
自由に演奏をするという機会をいただきました。
生演奏を聴きながらイメージを描くという
ライブ感覚の絵画表現もしているクラスです。

image_onari-class

シタール奏者のechoこと、児玉記代三氏と
ギタリストの大塚寛之氏とともに
即興演奏でイメージの広がるような音空間
という感じで演奏をさせていただきました。

image_kodamasibusasirazu

先日行われたナマステインディアでも
野外ステージで一緒に共演したメンバーです。
どうなるかわからん!という緊張感のある
即興演奏ですが、新鮮な音空間のなかで、
自然によい流れになってゆける感じです。

image_onari-class-up

前半には、児玉氏と大塚氏の到着が遅れてしまい
しばらくタブラソロをやらせていただきました。
いろいろなカイダ(基本になるリズム素材を使って、
いろいろな形に発展させて行く表現法)とともに、
自作のコンポジションを演奏しました。

メンバー到着後には、まず、シタールデュオで、
ラーガ・ヤマンのアーラープを演奏しました。
大塚氏の弾くシタールを聴くのは初めてでしたが、
児玉氏のシタールとの掛け合いなどもあり
とてもよいコンビネーションの演奏でした。

そして、児玉氏と北インド古典音楽を演奏し、
休憩を挟んで、大成さんの撮影してこられた
インドの写真や大成氏の絵画作品のスライド上映と共に、
児玉氏のエフェクトをかけたシタールと
大塚氏の本職であるエレキギター(ストラトキャスター)
と一緒に、自由な即興演奏をさせていただきました。
大成さんの映すスライドと音楽がシンクロして
不思議な雰囲気のここちよい時空間に感じました。

最後は静かにシタールデュオで終了しました。

大成瓢吉氏は湯河原で空中散歩館を主宰されて、
精力的な創作活動を続けられている方で
このたびは、大成さんの画集を頂きました。
とても素敵なイメージの広がる
たくさんの作品が掲載されています。

image_onari-book大成瓢吉の空中散歩
音楽、映像、舞踏、美術などの
多領域で活動し、油彩、写真、
オブジェ、立体による
多彩な表現を展開する大成瓢吉氏の
自由の境地を凝縮した作品集。
定価[6,000円+税]297×220mm132ページ
ISBN4-568-10323-1 初版1999.07.06

image_onari-friyerおおらかな作品群、
緑豊かな草木に囲まれ
自然体で生活し制作する
大成瓢吉氏の姿を映す、
やさしく、人の生き方を
問い掛けてくる。

線について・・・
私にとって線は大事な要素だ、
五感に何か感じたら、
ほとんど動物的な衝動に駆られて
手を動かす、テンションを高め、
わくわくとした線を引くことができれば、
線は自在に動いていく。

この線についてという大成さんのお言葉は
音楽の即興演奏にも通じるような気がします。
・・わくわくとした音を出すことができれば、
音は自在に動いていく!不思議ですね、

これまでに何度もこのような演奏の機会を
考えてくださっている大成さんをはじめ、
お世話になった朝日カルチャーセンターの皆様、
こころよく演奏を聴いてくださった皆様、
突然お願いして写真を撮影していただいたみほさん、
一緒に演奏してくれたメンバーたち、
このような機会にお導きいただいた中村仁さん、
みなさまに、こころより感謝しております。

合掌
逆瀬川健治


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2005.10.25

秋の夜長に聴くインド古典音楽

image_gassou

京都の堺町筋にある堺町画廊に於いて、
バンスリ奏者のカルロス・グエラ氏と
タンプーラと司会進行もされた中村徳子氏と共に
秋の夜長に聴くインド古典音楽の集いで演奏しました。

image_nakaniwa

会場の堺町画廊は、京都の古い町家を
アートスペースに活かしたギャラリーですが、
天井が高くてとても響きのよい空間でした。
アコースティック音楽にはこのような響きの
音響空間は気持ちのよいものです。

中庭もあって、空を眺めながらチャイを飲む!
とても風情のある秋の夜長を満喫した感じです。

image_kalros

演目は、ラーガ・ジンジョッティー
ラーガ・ハムサドワニ、カーフィーでした。

休憩中に、演奏したラーガの話をしているときに、
カルロスさんが、「ラーガ・ジンジョッティーは、
ラーガ・ドルガとカマージの合わさったもので、
天と大地の両方の性格を合わせ持っているという
とてもパワーのあるラーガです」といっていました。
ラーガにはいろいろな意味があったりするので
そのような話を聞くと納得することも多いです。

image_kaijyou

休憩中には、中村徳子さんが家で作ってきた
自家製のサモサとチャイをいただきましたが、
さすがにプロの味!で、とてもおいしかったです。

受け付けをやってくださった長根亜希さんは、
ムックリ(アイヌ民族の竹製口琴)の演奏家で、
CD「Mon-o-lah(母なる大地)」を発表して
新たな表現によって活動を展開している方でした。

久しぶりに京都での演奏をやらせていただきました。
たくさんの方々に来ていただき盛況な演奏会でした。
お導きくださった中村徳子さんとカルロスさん、
会場、舞台設営にご尽力くださった堺町画廊の伏原さん、
たくさんの写真を撮影をしてくれたKhanaさん、
集っていただいたみなさまに感謝しています。

合掌
逆瀬川健治


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2005.10.19

秋風の響き

早稲田奉仕園スコットホールに於いて、
北インド古典音楽「秋風の響き」vol.3
コミュニティーコンサートが開催されました。

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プログラムは、小日向さんの司会進行により、
スムースな流れでした。さすが、先生の本領発揮!

1 ラーガ・ヤマン       大貫清香
2 ラーガ・コウシキ       沼沢ゆかり
3 ラーガ・ナート バイラブ   小日向英俊
4 タブラ ソロ        逆瀬川健治
5 ラーガ・ヘム ビハーグ   全員で合奏

全員で合奏したラーガ・ヘム ビハーグでは、
ビランビットパートでジャプタールでしたが、
他はみんなティーンタールでの演奏でした。

image_gakki

前回、前々回ともに、大雨、台風に見舞われてしまい、
今回も台風接近で天候が心配されましたが、
当日は台風も過ぎ去った後で、大丈夫でした。

ただ、今回は演奏中に地震に遭遇!しました。
けっこう大きくて場内に緊張が走っていましたが、
何事もなく無事に終了することができました。

数日前にもけっこう大きな地震があって、
我家では、台所のお皿が落下して割れちゃいました。
最近、あちこちで地震災害が頻発していますが、
地の神に、大地の平静を祈るばかりです。

image_jisin

早稲田奉仕園内にある シャプラニールさんが、
パキスタン北部地震災害救援募金をしていましたが、
地震に遭遇し、人ごとではないといわれた感じですね。
シャプラニールでは 被災者救援活動も行っています。

このたびも鍛冶先生には大変お世話になりました。
来ていただいた皆様をはじめ、主催者、共演者、
早稲田奉仕園の皆様に感謝しています。

合掌
逆瀬川健治

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2005.10.16

たまははき◆居酒屋ライブ 

幡ヶ谷でライブもやっている居酒屋たまははきさんで
シタールとドルパッド声楽を学んでいる
インドから帰国して間もない栗原崇氏と共に
北インド古典音楽の演奏会をやらせていただきました。

image_kurihara-vocal

栗原崇氏はシタールを中村仁氏に師事した後に、
インドで、モニラル・ナグ氏に師事し、
その後、ドルパッド古典声楽の名門である
ダガール氏に古典声楽を師事しています。
インドから帰国して間もない状態でしたが、
また勉強を続けるために渡印の準備をしたいと語る
インド古典音楽を熱心に学んでいる青年です。

シタールの演奏と共に歌も唄うという勢いで、
ラーガ・ムルタニ、ラーガ・ブパリ、
ラーガ・バイラビ・ドウンをやりました。

ライブには、たくさんの人が集ってくれました。
久しぶりに逢う高校時代の同級生たち、
先日の「さいとうまみFirst Live」で
一緒に演奏したメンバーのみんな、
たまははきでのライブの時には、
いつも来てくださっている常連の方々、
はじめてインド音楽を聴くという初対面の人も一緒に、
演奏終了後には、なごやかな歓談の時となりました。

ただ、店主の秀雄さんが体調不良のために
お会いできなかったことが残念でしたが・・・
順調に体調を回復されることを願っています。
そのような、少し寂しい状況もありましたが、
奥様とお店の非常事態で駆け付けた息子さんが
いつもながらの美味しい食事をご馳走してくれて
あたたかく迎えていただき嬉しかったです。

たまははきは、店主ご夫妻の息子さんたちが、
有機農法で作っている食材を使っていて、
とてもおいしい料理が食べられる居酒屋です。
酒好きの店主が、おいしい日本酒を揃えていますので、
お酒の好きな方には、特にお薦めのお店です。

ライブもいろいろな人たちがやっています。
周辺ライブ情報欄にスケジュールを掲載してます。

このたび集ってくれたみなさんをはじめ、
いつも快く迎えてくれるたまははきさんに、
こころから感謝しています。

合掌
逆瀬川健治

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2005.10.14

アジアンミュージック大研究

image_yamaha-genba03

ヤマハのエレクトーン演奏表現指導研修で、
アジアンミュージック大研究」と題した
インドとアラブの音楽のレクチャーと演奏、
新しいエレクトーンの機能説明、音源解説、
演奏のデモンストレーションがありました。
エレクトーンの先生方が対象でしたので、
レクチャーもかなり専門的な内容になりました。

image_india

まず、中村仁氏と共に北インド古典音楽を演奏して
中村仁氏が、ラーガの説明とシタールの楽器解説を
私は、ターラの説明とタブラの楽器解説をしました。
また、山岡恭子氏は新しいエレクトーンの操作解説、
いろいろな音源の説明をしていましたが、
最も印象的だったのは、鍵盤を押す強さによって、
ミーンド(コブシのような表現)ができる!
ということでした。この技術ができたことで、
鍵盤楽器がより弦楽器に近づいたように思いました。
それぞれの説明の後には、グリーンスリーブスを、
エレクトーンとシタールとタブラで合奏しました。
司会を担当された生貝隆氏に導いていただき、
スムーズな流れのレクチャーとなりました。

image_arab02

次に、アラブ音楽のレクチャーが行われ、
竹間ジュン氏がナイの演奏と楽器解説、
そして、マカーム(アラブの音階理論)の説明を、
のみやたかこ氏が、ダルブッカの演奏と楽器解説、
アラブのリズムについての詳しい説明を、  
渋谷のヤマハエレクトーンシティでは、
松田嘉子氏がウードの演奏、楽器解説で参加しました。
この3人で、 ル・クラブ・バシュラフ(LCB) という
アラブ音楽のグループとして活躍しています。
アラブ音楽の時も、山岡恭子氏が操作解説と
みんなとの合奏、ソロ演奏をしました。

image_yamaha-genba01

プログラムの最後には、全員での合奏をしました。
ラーガ・バイラブの音階とターラ・ティンタールを
基盤にして始まり、アラブ風になるパートもあり
ここちよいアンサンブルの即興演奏でした。
エレクトーンが重低音で鳴らすドローン(通奏低音)は、
とても気持ちよい音空間をつくってくれました。
このような合奏は、これまでなかったことでしたが、
インドとアラブ音楽の楽器の相性が近いものに感じ、
また、エレクトーンもミーンドを獲得したことで、
インド、アラブの楽器のようなメロディを表現し、
とてもここちよいアンサンブルになりました。

会場は、4ケ所で開催され、船橋市勤労市民センター、
関内ホール(小)、さいたま市文化センター小ホール、
渋谷のヤマハエレクトーンシティで行われました。
最終日のエレクトーンシティでの研修は、
関東、甲信越地方のJet会員の方々が見れるように
インターネット配信をしていました。

中心になって司会を担当された生貝隆氏と、
舞台進行を担当された野田治三郎氏は
普段はエレクトーンの先生とのことでしたが、
エレクトーン演奏表現指導研修の担当も
定例で一緒にやられているとのことでしたので、
段取りよく、スムーズに進行した現場でした。
野田さんには、忙しい中、写真も撮っていただきました。

毎回、終了後には、昼食をご馳走してくれたり、
いろいろなご配慮をいただき大変お世話になりました。
このたびは、とてもあたたかいおもてなしをいただき、
野田さん、生貝さんには、誠に感謝の念で一杯です。
また、スタッフのみなさまにも厚くお礼申し上げます。
そして、参加したみなさんとも、とても充実した
楽しい時間を過ごさせていただき感謝しています。

合掌
逆瀬川健治


   


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2005.10.08

ワールドミュージック・フェスタ

戸塚ウインズ・ラジャに於いて、 
横浜ジャズプロムナード提携公演
ワールドミュージック・フェスタ@TOTSUKA
が開催され、「情熱のフラメンコ」と題して、
ジャマキートフラメンコと共に出演いたしました。

flyer_winslaja

ジャマキートフラメンコの出演者(敬称略)

バイレ 山本将光 ・小林泰子・相田瑞穂・近藤尚 
カンテ 大渕博光 / ギター 長谷川暖・石井奏碧 
フルート 山本俊自  / タブラ 逆瀬川健治

Primera Parte
1 ソレア ポル ブレリア
2 ソレアレス
3 ミュージック・セッション
4 グアヒーラ
5 シギリージャ

Segunda Parte
1 セビジャーナス
2 ガロティン
3 アレグリアス
4 タラント
5 フィナーレ(ブレリア)

image_yamaquito

ジャマキートフラメンコを主宰している
山本将光氏は、気さくな明るい人柄で、
7才よりフラメンコ舞踊を学びはじめ、
渡西し、セビージャのタブラオにも出演。
講師としてフラメンコの指導をするとともに、
各地で独自の公演活動を続けています。

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グアヒーラを踊った相田瑞穂さん
気さくでいつも明るく輝いている方です。
舞台に上がると別の人に見えてしまうくらいに、
エネルギッシュな踊りには感銘しています。

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シギリージャとアレグリアスを踊った 小林泰子 さん
公演の現場でも、時間があるときには、
熱心にステップの稽古をしているので、
そのエネルギーには、いつも脱帽しています。

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ガロティンを踊った 近藤尚さん
とてもやわらかな雰囲気の方ですが、
踊る時には、力強いオーラを発していました。

フィナーレのブレリアでは、山本氏の息子達の
れい君とかい君も踊りを披露しました。

ギタリストの長谷川暖氏と石井奏碧氏は
若々しいエネルギーを感じる、勢いのあるプレイで、
とても気持ちよい音を聴かせてくれました。

カンテの大渕博光氏は落ち着いた物腰でしたが、
とてもエネルギッシュな歌を聴かせてくれました。

フルート奏者山本俊自氏は、カホンも巧みに演奏し、
即興で鋭いフレーズをくりだす演奏で、
縦横無尽、自由自在に唄っていました。
武道の道場も運営されている師範でもあります。

私は、ミュージック・セッション、グアヒーラ、
シギリージャ、ガロティン、アレグリアス、
タラント、フィナーレ、で演奏しましたが、
ブレイクがある曲では、冷汗をかいてました。

いつも明るく元気なジャマキートのメンバーで、
楽屋の中は、とてもにぎやかで活気に充ちてました。

今回の公演のために、板張りのとてもしっかりした
踊り用の舞台を設営していただきましたので、
ダンスのステップの音がシャープで気持ちよく、
舞台が楽器であるかのように響いていました。

image_laten

前半では、ラテン音楽のグループが演奏し、
「コンドルは飛んで行く」など、懐かしい曲も
聴かせていただくことができました。

終了後には、地下1510Mから湧き出る天然温泉で
疲れの癒される時を過ごさせていただきました。
とても充実した設備の整った 温泉空間で、
濃厚な湯が身体の奥まで染み渡る効きでした。

このたびの公演に導いてくださったウインズラジャの
社長の和田さんはじめ、事前に連絡をいただき、
当日の舞台の段取りを配慮していただいた園田さん、
司会とグループの紹介をしてくださった若林さん、
よい舞台環境を提供してくださった音響のみなさん、
照明のみなさん、舞台制作のスタッフのみなさんに、
厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。

合掌 
逆瀬川健治

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2005.10.07

藤節子 フラメンコリサイタル

>>> 空 宇宙から 愛の音、心の音<<<と題して
藤節子氏のフラメンコリサイタルVol.5が、
草月ホールで開催され、参加させていただきました。

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とてもたくさんの出演者・スタッフでにぎわい、
会場もたくさんのお客さんで満員でした。

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出演者とスタッフは、以下の通りでした(敬称略)

踊り、藤節子 持原多亜見 高野あや子 西成田道子 
千村美子 結城正子 堀江由恵 布村和子 宝田裕子 
新井智映子 吉川朋子 神奈保美 飴田まさ子 古谷一枝
音楽:ギター 染谷ひろし
カンテ クーロ・バルデペーニャス 馬頭琴 チ・ブルグド  
フルート 横田年昭 タブラ 逆瀬川健治
構成・演出・振付:藤節子/音楽・監修:染谷ひろし
照明:堀井俊和/音響:浦崎貴/舞台監督:市川兵衛 
美術:瀬尾影丸 / 衣装:ナジャ・ハウス
題字:榎秀郎(毎日書道展委員)/ 写真:丸山修一 
制作:山口千鶴子 企画室SEN
協賛:いのこ家 / 協力:虹企画 サン印刷通信

image_gunbu03

プログラムは2部構成で行われました。
一部では、<ゆらぎ>と題して創作舞踊を、
二部では、<こころ>と題してフラメンコ
という盛りだくさんの内容の公演でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一部  < ゆらぎ >
1.宙(そら)
2.ブッダのテーマ
3.砂の記憶
4.ヘブン・アンド・アース(喜多郎)

二部  < 心 >
1.生きて喜び・セビリヤーナス、アレグリアス
2.生きて悲しみ・ソレアレス
3.生きて悩み・タラントス
4.そして、今、生かされて・アランフェス
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
わたしは、宙(そら)と題した導入部で、
横田年昭氏の演奏する石笛と横笛と一緒に
即興演奏をやらせていただきました。
また、二部のフラメンコでは、
セビリヤーナス、アランフェスに参加しましたが、
曲間に、藤さんが着替える時間があったので、
その間、タブラ独奏の機会もいただきました。

image_smoke

ブッダテーマでは、モンゴル出身の馬頭琴奏者
チ・ブルグット氏と横田氏のつぼ太鼓の共演で
藤節子氏がソロで踊られました。

砂の記憶は、チ・ブルグット氏の馬頭琴独奏で
素晴らしい音色を聴かせていただきました。
その奏法は、インドのサーランギと同じように、
弦の側面に指の爪をあてて弾いていました。
弦は本来、馬の尾を編んでつくられているもの
ということでしたが、チ・ブルグットさんは、
ナイロンの細い糸を何本も束ねてを編んだ弦を
使っていました。(製造工房もあるとのこと)
馬の尾を編んでつくった弦は、湿度に敏感で
切れ易いからナイロン弦を使っているそうです。
馬頭琴も上手ですが、日本語がとても上手で、
馬頭琴で洋楽も演奏できるという多才な人でした。

image_gunbu01

ヘブン・アンド・アースでは、壮大な音楽と、
照明がシンプルな衣装を彩る綺麗な光の空間で、
素晴らしい振り付けによる群舞が披露されました。

ヘブン・アンド・アースは、喜多郎 さんの曲ですが、
壮大な景色を想わせるメロディーと効果音、
15拍子のパートもある印象深い構成の曲で、
これまでの喜多郎さんの音楽の中では、
最も感銘を受けた素晴らしい曲だと思いました。

image_flamenco
  
二部は、ギタリストの染谷ひろし氏と
カンテのクーロ・バルデペーニャス氏の伴奏による
フラメンコ舞踊のプログラムでした。
染谷さんの歌心あふれる気持ちよいギターと、
クーロさんの魂を揺さぶるような歌声と共に
群舞と藤節子さんのソロダンスが披露されました。
最後のアランフェスでは、横田さんのフルートと
わたしのタブラも加わっての演奏となりました。

image_aisatu

カーテンコールでは、あつい拍手で迎えていただき
出演者全員の挨拶で幕を閉じました。

照明の堀井俊和氏とスタッフのみなさんの
ライティングは素晴らしい光の芸術でした。

音響の浦崎貴氏とスタッフのみなさんのお陰で、
とてもよい音響の環境でやらせていただきました。

舞台監督の市川兵衛氏のお導きによって、
スムーズな舞台の流れになりました。

事前の打ち合わせの時には、藤さんと共に、
伊豆の海辺に住んでいる横田さんの家にも伺い、
近くの海で取り立ての海産物をいただいたりして、
とてもよい時間を過ごさせていただきました。
横田さんは、日本のジャズフルート奏者の草分けで
いろいろなお話を聞かせていただきました。
また、CD「にぎみたま」を聴いていただきましたが、
いろいろと、とてもよいアドバイスをしてくれて、
また、お誉めのお言葉もいただき感謝しています。

虹企画アトリエでのリハーサルの時には、
染谷さんが、譜面を書きながら、セビリヤーナスの
丁寧な指導をしてくださいました。
また、楽屋と打ち上げの席でも、リズムの話など
いろいろとご指導いただき感謝しています。

藤さん、染谷さんとは、1994年にスタジオ錦糸町で、
はじめてご一緒させていただいていましたが、
その時には、シタール奏者の中村仁さんも一緒でした。
今回は、中村仁さんは参加されませんでしたが、
仁さんのお導きのおかげで、今回の公演に
参加させていただくことになり、感謝しています。

公演終了後には、打ち上げにも参加させていただき
おいしいご馳走を囲んでの楽しいひとときでした。
とても気さくで親切な藤節子さんをはじめ、
参加していたみなさんには、ジャンルの違いを越えて、
あたたかく迎えていただき感謝の気持ちで一杯です。

合掌
逆瀬川健治

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2005.10.06

NASSCOM会長の来日歓迎会

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六本木ヒルズにあるGRAND HYYAT TOKYO
インド最大のコンピュータ会社NASSCOMの
PRESIDENT来日歓迎会が開催されました。

image_sayanuki

歓迎会のアトラクションのはじめは、
津軽三味線奏者の鞘抜十一氏のソロ演奏でした。
楽屋として用意していただいた部屋が一緒で、
群馬県の高崎から来られたと伺いましたが、
演奏の直前まで熱心に稽古に励んでいました。
気合いの入った素晴らしい三味線の演奏は
そのような努力の賜物であると思いました。

image_chandrakant

次に、インドはプーナ出身のシタール奏者
チャンドラカント・サルデシュムク博士と
タンプーラ演奏の田部久美子氏と共に
北インド古典音楽を演奏させていただきました。

演目は、ラーガ・プリヤ ダネシュリを
ターラ・ティーンタールでやりました。
プリヤ ダネシュリというラーガは、
3つのラーガが組み合わされたものであると
チャンドラカントさんが言っていましたが、
それは、プリヤとダナとシュリだそうです。
ラーガの世界は、旋律の性格をいろんなやり方で
規定して行くので、とても奥深いものです。

チャンドラカントさんは、師匠である
パンディット・ラビシャンカール師に
幼少の頃から指導を受けてこられた方で、
師匠の公演にもよく同行していたとのことで、
シタールの演奏技術とラーガを学ぶとともに、
演奏家の現場での振るまいも学ばれたそうです。

参加していたたくさんの日本の方々に配慮して、
チャンドラカント氏が英語で話したことを
奥さんのプージャさんが日本語で通訳しました。
彼女もプーナ出身で、日本には留学で来日し、
名古屋大学工学部を卒業し博士号を取得した方で、
現在は、コンピューター関係の仕事をしています。

会場でお導き頂いたSatyamのみなさま、
あたたかい拍手を送ってくださったみなさま、
パーティの進行から舞台造りと飲食の手配、
親切に荷物まで運んでくれたホテルの方々、
みなさんに厚くお礼申し上げます。

合掌
逆瀬川健治

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2005.10.02

Nepal Japan Womens Society

image_nepal-japan-womens

目黒雅叙園の部屋を会場として開催された
Nepal Japan Womens Societyの集いで、
シタール奏者の スシュマ・オマタ氏と
タンプーラ演奏の 沼沢ゆかり氏と一緒に
北インド古典音楽とネパール民謡、
日本童謡のふるさとを演奏させていただきました。

スシュマさんは、ネパールのカトマンドウ出身で
ソサイエティの会員として日ネ交流に尽力されています。
32年前に小俣さんと結婚されて来日し、
シタールの演奏と指導を続けてこられた方です。
その指導を受けて、インド音楽の道に入った人も
たくさんいますので、日本のインド音楽界では、
たいへん重要な役割を果たされて来た方です。
隔年で東京芸術大学で指導もされています。

タンプーラ演奏の沼沢ゆかり氏は、
イラストレーターとして活躍すると共に、
シタールの演奏活動も続けています。
10/19日(水)に 早稲田奉仕園 スコットホールで
シタールの 演奏会 を予定しています。

みなさん熱心に聴いてくださっていました。
演奏後にはみんなで記念写真撮影をしました。
女性のシャクティでとても明るい雰囲気の集いでした。
あたたかく迎えていただき有難うございました。

合掌 Namaste
逆瀬川健治

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ナマステインディア2005

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代々木公園で開催されたナマステインディア2005は、
天気にも恵まれてたくさんの人で賑わいました。

image_yatai

屋台とカレー屋さんなどたくさんの店が出店して
売り切れ状態のところも続出してたみたいです!
物産展もたくさん出店していて楽しいお祭りでした。

2つの舞台では、たくさんのインド舞踊家と、
ミュージシャンたちのライブ満載の2日間でした。

image_tatuno

今回のイベントでは、裏方としても
たいへんな働きを引き受けて支えてくれていた
シタール奏者の辰野基康氏と、
娘さんの辰野明日香氏のタンプーラ演奏と共に、
第2ステージで最初の演奏をやらせていただきした。

image_ecchoo

2日目にはボランティアスタッフとして、
舞台の手伝いでも働いて、助けてくれていた
シタール奏者のecho氏のユニットecchooに
ゲストとして演奏に参加させてもらいました。
事前にスタジオを借りてリハーサルもやったのですが、
即興音楽なので、やる時にはその時の流れになり
結局、ぶっつけ本番というような感じになるようで、
そこが楽しいことでもあり、冷や汗をかくことにも・・・
ギタリストの大塚氏は、渋さしらずという
バンドで海外公演なども精力的にやっている人で、
気持ちのよいギタープレイを聴かせてくれました。
当日は、キーボード奏者の太郎氏の誕生日でした。
ストロボというバンドでも活動していて、
シンセサイザーで多彩な音色を駆使していました。
誕生日の勢いで、ケーキのよい音をだしてたな〜

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Photo by
Kouji Hirayama

よく我家に来てくれて一緒に稽古をし、
これまでにもいろんな場でライブを共にしてきた
宮島祐一氏の演奏するサロッドと一緒に、第一ステージで
ラーガ・ヘマントをティンタールで演奏しました。
ラーガ・ヘマントは秋のラーガとして有名ですが、
夕暮れ時の光が変化して行く時間でもあったので
とてもよい雰囲気の中での演奏をさせていただきました。
タンプーラの演奏は田部久美子氏が担当しました。

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Photo by Kouji Hirayama

これまでに何度も各地での演奏会で
共演させていただいているシタール奏者の、
チャンドラカント サルデシュムク氏と
タンプーラ演奏担当の田部久美子氏と共に、
イベントの最後に演奏をさせていただきました。
ちょうど第一ステージでは、インドから来日した
チャルクラ舞踊団の公演で盛り上がっていたので、
演奏を始めるタイミングが難しいことになり
スタッフの皆さんが走りまわることになっていて、
とても申し訳ない状況になってしまいましたが・・
最後の演奏はやっぱりラーガ・バイラビでした。

2つのステージで平行して催しが進行していたので、
音響的に難しい状況の時は、PA担当の浅田さんが
モニターを上げてくれて、演奏者がやりよい環境を
配慮してくれていたのでとても助かりました。

辰野さんが現場での準備の時の様子を
詳しく報告してくれているので、
以下に転載させていただきました。
> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
浅田さんは、1日2日のオペレーションで
お手伝いいただきましたが、
音響、照明の全体は村山勝さんがやって下さいました。

すべての音響、照明機材を
全部ひとりで持ってきていただいたのです。
前日は、車の中で仮眠しながら、仮設置の機材を管理。
当日は朝一番で、音響、照明のセッティング。
全日通しての音響、そして撤収まで。
ほとんど寝ずに100kgを越す幾つもの機材を扱いながら、
第一ステージの音響担当として
繊細な耳で音作りをなさっていた・・
 キャーバートへ!!
第二ステージの設営には、前日会場下見にきていらした
チャルクラ舞踊団の方までお手伝いいただきました。
自分達が踊るための舞台ではない。
それを、しっかりと作るお手伝いをして下さった。

そんな方々に、芸術家としての最大の敬意を表します。

> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
注釈・キャーバートへ!!は、ヒンディ語で、
なんてことだ!いうような意味の感嘆詞で、
大変なことが起こってしまった時に使う言葉ですが、
同じに、すごい!というようなニュアンスでも使います。
インドのコンサート会場では、あちこちから
キャーバートへ!!という声が聴こえて来ますよ、

村山勝さんには、大変なご苦労をされて
よい環境を提供していただいたことを思うと
ほんとうに感謝の念で一杯です。

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滞印中に大変お世話になった牧野財士先生の
インド四十年ー展望と回顧ーという本を
贈ってくださった奥谷庸さんが来られていて、
天河弁財天のお守りと励ましのお言葉をいただき
とても嬉しくありがたい気持ちで一杯でした。

久しぶりに逢う友人、新たに出逢った人たち、
インドで出逢った人との再会も実現しました。
1983,4年に芝の増上寺で行われたインド祭りで
ご一緒させていただいた方々にもお会いできたり、
日本の中のインドというような世界があるようで、
このようなお祭りに参加させていただけたことは
とても嬉しいことでした。

今回のイベントの中心的な働きをされていた
新潟の十日町でミティラー美術館を運営されている
長谷川時夫さんは、マイクロバスの運転をして
チャルクラ舞踊団のメンバーの送迎までして、
ほんとうにお疲れさまでした。
これまでのあたたかいご配慮に感謝しています。

イベントを支えていたみなさん、お疲れさまでした。
感謝とともに明るい時代に向かう希望を感じています。

合掌
逆瀬川健治


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