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2005.12.06

Live at FLIGHT

image_flight

府中市 にあるFlight というライブハウスで
PsyResonation vol.2と題したイベントがあり
HATAKEN さんからの誘いで参加することになり
とても充実した時を過ごさせていただきました。

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午後4時から、Catz氏、Peep氏のDJで始まりました 。

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>>> Photo by Kouji Hirayama at sunsea <<<

午後7時からのライブの時間に、北インド古典音楽を
サロード奏者の宮島祐一 氏と共に演奏をしました。
北インド古典音楽は、音階のルール(ラーガ)と
リズムのルール(ターラ)が決まっていて、
それらを守りながら即興で演奏してゆくという
二度と同じ演奏のない、一期一会の即興音楽です。

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導入のアーラープ(サロードの独奏パート)では、
ラーガ・ヘムビハーグをじっくりと演奏しました。
宮島さんの師匠のアリアクバルカーン氏の師である
アラウッディンカーン氏が考えたラーガです。

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ガット(タブラとの合奏パート)からは、
ラーガ・ビハーグをティンタール(16拍子)で演奏し
ビランビット(ゆっくり)から、ドルット(速い)
ジャラ(超速い)というオーソドックスな構成でした。

アンコールがあったので、夜明けのラーガ・バイラビを
ダッドラタール(6拍子)とティンタール・ドルットで
短かめに演奏して終了しました。

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最後は、HATAKEN.Richard &Cariのユニット
Ken Machines によるパワフルな演奏で、
そのサウンドには凄いエネルギーを感じました。
いろんな音が絡み合って響く大きな波によって、
とても気持ちのよい時空間となっていました。
ただ、今回がファイナルステージであるというのは
よい音を出しているだけに、残念な気がしました。

インド音楽のリズム理論(ターラ)では、
リズムを循環するものと規定していますが、
サイクルの一拍目は特に、サムと呼ばれていて、
変奏をしていく時の最初の音であると同時に
最後の音でもあるという位置になります。
つまり、ある変奏を終える最後の音が、
次の変奏のはじまりの音であるということです。

あることの始まりは他のことの終わりで、
あることの終わりは他のことの始まり、ですね、

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大音量で空間を振動させる強力なサウンドで、
アナログシンセと、シンセドラムなどを駆使した、
HATAKEN&Richardの創り出す重厚な音と共に
Cari さんのストラトキャスターが歌いまくって、
トランス状態の時空間に入っている感じでした。
Cariさんの天才的なギタープレイは凄かったです。
勢いのあるフレーズが溢れるようにでてくるので、
サウンドチェックの時から爆走し続けてました。
ストラトキャスターのトレモロアームを駆使した
これまでに見たことないような奏法は見事でした。

会場には、HATAKENさんとよく共演している
サックス奏者の藤原大介 さんも手伝いに来ていました。

音響の、ちのねさんと丸林さんの丁寧なセッティングで、
とても良い音響環境でやらせていただきました。
それにしても、flightの音響設備はとても充実していて、
大音量でも大きなスピーカーで重厚な音がでてました。

照明スタッフさんの音楽とシンクロしたライティングで、
とても心地よい光の時空間になっていました。
照明の設備は、かなり充実していると思いました。

椎野さんには、写真を撮っていただいたり
ご馳走までいただき大変お世話になりました。
みなさんには、とてもあたたかく迎えていただき、
とても充実した集いに、感謝の気持ちで一杯です

合掌
逆瀬川健治

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コメント

初めましてJOYと申します。

このライブ演奏とても楽しませて頂きました。
今までShaktiやL.Shankarの演奏は聴いたことがありましたが、北インド古典音楽を生で聞くのは初めての体験でした。

しばらく前に音楽理論の世界でリズムに関する体系だったものって果たしてあるのかな~っと思い、Internetで調べておりましたが、http://www11.ocn.ne.jp/~messiaen/musical_language/deci-tala_4.html のような基本形だけでも120に及ぶインドのターラというものを知り、今回の体験は自分としては凄くタイムリーなものでした。逆瀬川さんの解説も耳ダンボ状態♪
これからも機会がありましたら、是非聴きに行きたいと思っております。有り難うございました。

投稿: JOY | 2005.12.12 12:47

JOYさん、
ライブに来ていただき有難うございました。
タイムリーなタイミングになってよかったです。

デシー・ターラ一は、南インドのリズム理論ですね。
オリビア・メシアンという現代音楽の作曲家が、
デシー・ターラ一を研究していて、
少しだけ説明している本を読んだことがあります。

また、野澤典子さんという方が、
「インド古典音楽のリズム・打楽器ソロ演奏を通じて」
というタイトルで詳しく書かれた解説がありますので、
こちらは、とても参考になると思います。

タブラは北インド古典音楽の楽器なので、
ターラというリズム理論の規則に従っています。

最近は、南インドと北インドの打楽器奏者が一緒にやる
というコンサートがあったり、CDもでていますね。

リズムは、基本的には数のことなので、
いろんな計算方法も適用したりしています。
インドはゼロを発見した国だけあって、音楽に於いても
数に関しての理論が発展している感じがします。

投稿: 逆瀬川健治 | 2005.12.12 15:24

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