
府中市 にあるFlight というライブハウスで
PsyResonation vol.2と題したイベントがあり
HATAKEN さんからの誘いで参加することになり
とても充実した時を過ごさせていただきました。

午後4時から、Catz氏、Peep氏のDJで始まりました 。

>>> Photo by Kouji Hirayama at sunsea <<<
午後7時からのライブの時間に、北インド古典音楽を
サロード奏者の宮島祐一 氏と共に演奏をしました。
北インド古典音楽は、音階のルール(ラーガ)と
リズムのルール(ターラ)が決まっていて、
それらを守りながら即興で演奏してゆくという
二度と同じ演奏のない、一期一会の即興音楽です。

導入のアーラープ(サロードの独奏パート)では、
ラーガ・ヘムビハーグをじっくりと演奏しました。
宮島さんの師匠のアリアクバルカーン氏の師である
アラウッディンカーン氏が考えたラーガです。

ガット(タブラとの合奏パート)からは、
ラーガ・ビハーグをティンタール(16拍子)で演奏し
ビランビット(ゆっくり)から、ドルット(速い)
ジャラ(超速い)というオーソドックスな構成でした。
アンコールがあったので、夜明けのラーガ・バイラビを
ダッドラタール(6拍子)とティンタール・ドルットで
短かめに演奏して終了しました。

最後は、HATAKEN.Richard &Cariのユニット
Ken Machines によるパワフルな演奏で、
そのサウンドには凄いエネルギーを感じました。
いろんな音が絡み合って響く大きな波によって、
とても気持ちのよい時空間となっていました。
ただ、今回がファイナルステージであるというのは
よい音を出しているだけに、残念な気がしました。
インド音楽のリズム理論(ターラ)では、
リズムを循環するものと規定していますが、
サイクルの一拍目は特に、サムと呼ばれていて、
変奏をしていく時の最初の音であると同時に
最後の音でもあるという位置になります。
つまり、ある変奏を終える最後の音が、
次の変奏のはじまりの音であるということです。
あることの始まりは他のことの終わりで、
あることの終わりは他のことの始まり、ですね、

大音量で空間を振動させる強力なサウンドで、
アナログシンセと、シンセドラムなどを駆使した、
HATAKEN&Richardの創り出す重厚な音と共に
Cari さんのストラトキャスターが歌いまくって、
トランス状態の時空間に入っている感じでした。
Cariさんの天才的なギタープレイは凄かったです。
勢いのあるフレーズが溢れるようにでてくるので、
サウンドチェックの時から爆走し続けてました。
ストラトキャスターのトレモロアームを駆使した
これまでに見たことないような奏法は見事でした。
会場には、HATAKENさんとよく共演している
サックス奏者の藤原大介 さんも手伝いに来ていました。
音響の、ちのねさんと丸林さんの丁寧なセッティングで、
とても良い音響環境でやらせていただきました。
それにしても、flightの音響設備はとても充実していて、
大音量でも大きなスピーカーで重厚な音がでてました。
照明スタッフさんの音楽とシンクロしたライティングで、
とても心地よい光の時空間になっていました。
照明の設備は、かなり充実していると思いました。
椎野さんには、写真を撮っていただいたり
ご馳走までいただき大変お世話になりました。
みなさんには、とてもあたたかく迎えていただき、
とても充実した集いに、感謝の気持ちで一杯です
合掌
逆瀬川健治