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2005.12.13

Live at 明台寺

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岐阜県墨俣町にある西美濃第十九番札所
清光山密厳院明台寺 さんの本堂に於いて、
北インド古典音楽演奏会をやらせていただきました。
とても寒い日で雪が降っていたにもかかわらず
大勢の方々が集ってくれてあたたかいひとときでした。

名古屋在住のバイオリン奏者、金子ユキ氏と
精力的に演奏活動を続けているパカワジ奏者、
金子哲也氏と一緒に、北インド古典音楽の
夕刻に歌われるラーガ・ヤマンを演奏しました。
バイオリンによるアーラープ(独奏)の後に、
ガット(打楽器との合奏)のパートは、
パッカワジによるチョウタール(12拍子)と
タブラによるティンタール(16拍子)でした。

チャイをいただいて、しばらく休憩をした後に
ティンタールのドルット(テンポが速いパート)で、
パッカワジとタブラの掛け合いをしばらくやって、
最後はジャラで盛り上がるという演奏でした。

パッカワジとタブラは、1オクターブ変えて調律し、
低音でずっしりとした深い響きのパッカワジと
高音の軽やかで繊細な響きのタブラとともに、
弓奏楽器で自在に歌うことのできるバイオリンの
合わさった響きはとてもバランスのよい感じでした。

バイオリン奏者の金子ユキ氏は、バラナシに於いて、
サティア・プラカーシュ・モハンティ氏に師事。
Dr.N.Rajam氏の流れを受け継ぐスタイルだそうです。
古典音楽の演奏活動と共に、打楽器ソロの伴奏でも
しっかりしたリズム感でナグマをやってくれます。
(ナグマ=同じ周期のメロディを繰り返すことによって、
 リズムのサイクルを示す役割で、ラハラともいわれる)

パカワジ奏者の金子哲也氏は、バラナシに於いて、
シュリ カント ミシュラ(トゥーン マハラジ)氏に師事。  
ベナレスで開催されるドゥルパッド・メーラで演奏し、
ゴールドメダルを受賞しているという実力の持ち主です。
師匠の来日公演の企画、共演でも活躍しています。
また、カヤール・スタイルのサントウール、シタール、
バンスリ、サーランギの奏者、ドルパッド声楽との共演、
ジャイ・バジャラングというユニットでは、
南インド古典音楽のガタム奏者、まっは氏と共に活動し、
パッカワジ奏者として大活躍をしています。

実は二人ともわたしのリーダーアルバム「にぎみたま」に
参加してくれているのですが、CDを制作していた頃には
アローズというバンドで歌とバイオリン、ギターで
演奏活動をしていたので、歌とギターで参加しています。
その頃は、哲ちゃんにタブラの指導をしていましたが、
熱心に稽古をする才能豊かな気持ちのよい生徒でした。
なによりも、お二人とも人柄のよいところが素晴らしく、
とてもよいつき合いをさせてもらっています。

そのような経緯を経て実現した演奏会でしたので、
とても感慨深いものでありました。

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このたび演奏会をやらせていただいた明台寺さんは、
九世紀初期頃に長良川に架かっていた古い木橋の橋杭が、
砂中に朽ち残って、その橋芯が自然とお地蔵さん
のような形になって発見されたので、お堂を建立して
その橋杭を地蔵菩薩としてお祭りしてできたそうです。
庭の池の中に技芸上達家運興隆の願を叶える弁財天が
お祭りされていたので、演奏前にはお詣りをしました。

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名古屋から往復の運転と音響をやってくれた
とんちゃんと、導いてくれた哲ちゃんとユキちゃん、
主催してくださった、けんちゃんとまきちゃん、
味のある習字で、ちらし、看板を書いてくれた吉郎くん、
寒い中ずっと外回りを担当してくれてたきゅうちゃん
食事のかたずけなどもやってくれたさっちゃん
後援していただいた福寿会のみなさま、
本堂での演奏をやらせてくださった明台寺のみなさま、
集っていただきました皆々さまに感謝申し上げます。

合掌
逆瀬川健治


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