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2006.06.30

インド伝統音楽 新しい波 Part1

目黒パーシモン・小ホールに於いて、
ダルシャナム主催によるコンサートが開催されました。

Image_session2

西インドのプネから来日されているシタール奏者、
Dr.チャンドラカント・サルデシュムク氏と、
岩手出身の津軽三味線奏者、小山貢新氏と共に、
シタールとタブラ、津軽三味線のコラボレーション
ということで、即興演奏による合奏をしました。
タンプ−ラの演奏は、ムグダハ氏と田部久美子氏でした。

Flyer_darshanamp1インド伝統音楽 新しい波 Part1 
と題した新たな試みの演奏会でした。
北インド古典音楽を奏するシタールと、
独奏楽器として発展した津軽三味線と
伴奏と独奏もするタブラによる合奏は、
楽器の音量の違いや、音楽のやり方の
ルールの違いなど、ジャンルが違うと、
一緒にやるのは難しいところも多くありますが、
新たな音楽が生まれる可能性を感じました。

日印交流を主旨としたコンサートでもありました。
後援は、インド大使館(財)日印協会、日印友好協会
東京・マラティ・マンダル (社)横浜印度商協会

Image_reharsal_1

今回の演奏会のために何度もリハーサルを行い、
当日も午後には最終リハーサルを目黒パーシモンの
最新設備のリハーサル室に於いて行われました。

Image_koten_1

一部では、北インド古典音楽を演奏しました。
ラーガ・ミシュラ・シバランジャニの演奏でしたが、
珍しいラーガであったためか、ラーガの名を言った時、
インド古典音楽に詳しいインドの方々がこられていて、
会場がどよめいていました。

Image_shamisen

3人の津軽三味線奏者による合奏曲では、
小山貢新先生と岡田京介氏の奏する旋律に
低音を担当する小地千佳子氏の奏する三味線が
うまく絡んでいく心地よいアンサンブルでした。

Image_session

シタールとタブラ、津軽三味線のコラボレーションは、
Dr.チャンドラカント氏のリードで展開していきました。
シタールと三味線がぶつかりあったり、補佐しあったり
ティンタールのリズムサイクルでのタブラ独奏もあり、
即興演奏ならではの緊張感のある時空間でした。

日本の名曲「さくら」をモチーフにした曲では、
チャンドラカントさんのアレンジで、5.5拍子という
珍しいリズムサイクルで演奏しました。

Image_reharsal2

VEDIC WISDOMを主宰している藤堂さんの呼びかけで、
とても優秀なスタッフが集結しました。
藤堂さんにはリハーサルの時に写真をとって頂きました。

音響担当の柳沢賀彦氏と矢部けいた氏は、
セッティングの時間が少ない状況であったにも関わらず、
とてもよい音響の環境を整えてくれました。

照明担当の及川さんは、光でとても美しい世界を表現し
来ていた人はみな絶賛していました。
おかげできれいな写真を掲載することができました。
終了後には、他での仕事の依頼も発生したようです。

映像創作工房 アトリエ旅する木のディレクターの
森谷博さんがビデオ撮影をしてくれていました。
演奏風景とともに、リハーサルや現場の様子など、
拝見できる機会を楽しみにしています。

舞台監督を担当された在津紀元さんは、
進行と演出タイムスケジュールシートを作成して、
的確な舞台進行に導いて下さいました。

リハーサルから本番までの連絡から事務などを担当し
現場では、連絡網の要の役割をしていた武田和子さん、
行程管理などスタッフとしてサポートいただいた
日本アーユルヴェーダ・スクール講師の古山みどり氏
今回は、事前のリハーサルがかなりあったのですが、
いつも手伝いに来てくれていた和田牧子さん、
とても流暢な英語で通訳をしていただいていた
アーユルヴェーダの仕事をされている佐藤真紀子さん、
とても流暢な日本語で通訳をしていただいていた
以前にインド大使館に務められていたニーラさん、
オーストラリアの大学で教授を務められている、
ニーラさんの旦那さんのアジットさんは、
シタール奏者でもあるので、サウンドチェックの時には、
音響のよいバランスを決めていただきました。
わたしのところにタブラを習いに来ている甲斐亮司氏が
舞台設営と写真撮影などで手伝いに来てくれました。
そして、計画からプロデュースまで担当していた
チャンドラカントさんの奥さんのプージャさん、

よくこれだけの優秀で素晴らしいスタッフが
このコンサートのために集結したと思います。

アーユルヴェーダの先生として来日されている
チャンドラカント氏のお兄さんもこられていて、
演奏をとても喜んでくれていました。

長年、日印協会での仕事に従事されていて、
これまでに大変お世話になっている鹿ノ木謙吉さんも
来られていて励ましていただきました。

ロビーでは、わたしのリーダーアルバム「にぎみたま」も
チャンドラカントさんのCDと一緒に並べていただき、
スタッフの方が販売してくださいました。

ご尽力いただいたみなさんに感謝の念で一杯です。

新しい波 Part 2 は、12月15日(金)に
品川区立総合区民会館 きゅりあん小ホールにて
開催されます。こちらの方もご期待ください。

合掌
逆瀬川健治


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2006.06.28

Yamaquito flamenco Vol.20

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>>> ジャマキート・フラメンコVol.20 <<<
出演:バイレ山本将光浅見純子岩田玲子
   カンテ 川島桂子今枝友加有田圭輔
   ギター 金田豊、國光秀郎、長谷川暖
   フルート 山本俊自 タブラ 逆瀬川健治
会場:エルフラメンコ伊勢丹会館6F 
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Image_dance_3

山本将光氏の長女誕生祝いのライブであったためか、
全体のムードがいつもよりハイなテンションで、
とても勢いのあるライブとなって盛り上がりました。

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バイレのみんなは、とても力強く繊細な動きと
床を打楽器にしてしまうような見事なステップで、
集中したエネルギーのパワーが全開でした〜

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ギター3名とカンテ3名、フルートとタブラでの
踊りの伴奏は、とても重厚な音になっていました。
即興で進んで行くので、かなり緊張感があったな〜

Image_rei_1

山本将光氏の二人の息子たちもしっかりと
稽古をしてるりっぱな踊りを披露していました。
こんどは待ちに待った女の子もやってきたので、
これからの展開がとても楽しみですね。

Image_rokkamenco_1

ロッカメンコというグループで活動している
カンテの有田圭輔氏とギタリストの長谷川暖氏は、
お祝のためにと、打合わせをして準備していた
コミカルな振り付けの踊りも披露していましたが、
フラメンコのステップは、きちんとやってました。

Image_yamaquito

ライブの後の打ち上げは、賑やかなひとときでした。
わたしは翌日の予定が早朝から入ってたので、
途中で帰りましたが、遅くまで盛り上がる感じでした。
ジャマキートフラメンコのライブと打ち上げでは、
いつもエネルギッシュで活気のある時間になってます。
みんなの元気で充実した活躍を願っています。

合掌
逆瀬川健治


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2006.06.24

タナバナ展 at パキスタン大使館

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パキスタン大使館に於いて開催されたタナバナ展で
多数の素晴らしい手織り絨毯が展示販売されました。

Image_playing_1

長年活動を続けているシタール奏者 辰野基康氏
タンプ−ラ演奏の 田部久美子氏とともに、
会場に設営されたりっぱな絨毯の敷かれた舞台で、
パキスタン民謡のカワッり−をアレンジした曲や
民謡、古典音楽を3回セッションで演奏しました。

演奏風景の写真は、接客でお忙しいところでしたが、
永瀬さんにお願いしたところ快く撮っていただきました。

Image_kaijyou_3

会場となった麻布にあるパキスタン大使館は、
庭がきれいで、野外でもくつろげる空間があり、
来られていた方々は、ゆっくり軽食を食べたり、
ライブで演奏されている音楽を楽しんだりしつつ、
手織り絨毯の素晴らしさを堪能しながら、
リラックスした時間を過ごされていました。

Image_factory

絨毯職人さんたちの写真も展示されていましたが、
手織り絨毯をつくるのは、大きいサイズのものは、
何人もの職人さんたちの共同作業なんですね、

このたびもパキスタン・タナバナ展を主催された
フジライト・カーペットのみなさまには、
あたたかく迎えて頂き感謝の念で一杯です。

合掌
逆瀬川健治


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2006.06.21

紫音の響き at スコットホール

早稲田奉仕園スコットホールに於いて、
3人のシタール奏者の合奏という演奏会がありました。

早稲田奉仕園スコットホールコミュニティコンサート
    インド古典音楽 紫音の響き
 〜 3人のシタール演奏とタブラ伴奏 〜

Image_entrance

今回で4回目を迎えるスコットホールでの演奏会ですが、
これまで台風で激しい天候だったり、地震があったりで、
今回はこれまでで一番天候に恵まれた日となりました。

Image_sitartrio

中心になっているシタール奏者の小日向俊英氏とは、
25年程前に、インドのバラナシで出会って以来、
時々、一緒に演奏をさせていただいています。
国立音楽大学の講師で、研究者でもあります。
今回の彼の指導によるシタール3重奏曲の構成は、
ラーガ・バゲシュリをティーンタールでやりましたが、
どんどんと発展していく可能性を感じる合奏曲でした。
独奏では、ラーガ・ジョグを演奏しました。

女性シタール奏者の沼沢ゆかり氏は、
スシュマ・オマタ氏、アミット・ロイ氏に師事し、
シタールの研鑽を続けています。
イラストレーターとしてインド民族楽器や
アジアン・エスニックをテーマにした
水彩画作品を製作、個展等で発表しています。
独奏では、ラーガ・ガウティを演奏しました。

若手奏者の影山智氏は、国立音楽大学在学中から
小日向俊英氏にシタールを師事していますが、
さらなるシタール研鑽のために2004年に渡印して、
ラ−ムダース・チャクラヴァルティ氏に師事してます。
独奏では、ラーガ・バイラブを演奏しました。

入場料はカンパで、コンサートの企画運営に充てられる
ということで、会場をかりて実現している催しです。

準備などでいつもお世話になっている鍛冶さんには、
よい環境を提供していただき感謝しています。

Flyer_yuugao来る7月22日(土)19:00より
三軒茶屋にできたサロンテッセラ
Salon TESSERA というお店で、
夕顔の開く時〜シタールへの誘い〜
と題して、同じ面子による演奏会が
予定されていますので、
ご来場いただければ幸いです。
お問合せ:info@raga-tala.org(小日向)
料金:予約 2000円 当日:2100円
主催:BMC (Banaras Music Circle)
  
合掌
逆瀬川健治


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2006.06.18

風市場にて 中村仁リサイタル

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新しくなった杉並公会堂小ホールに於いて、
「風市場にて LOS EJES DE MI CARRETA」と題した
中村仁氏のインド音楽リサイタルにて演奏しました。
当日は、中村仁さんの誕生日でもありましたので、
バースデイコンサートでもありました。
 
Image_sitar

一部では、シタールによる古典音楽の演奏でした。

Image_esraj

二部では、イスラジによる古典音楽の演奏でした。

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最後に、ラビンドラナート・タゴール氏の名曲、
「グラム・チャラ」の合奏をしました。
中村仁氏と共に黒須珠子氏がイスラジを演奏し、
片山桃子氏が歌を歌いハルモニウムを演奏しました。
バジャンに使うシンバルを平尾恵氏が演奏しました。、

牧野ゆかり氏がプログラムの進行の流れが
スムーズにいくように司会してくれました。

Image_kole

伴奏が、コールという太鼓で演奏されている曲で、
中村仁さんが、なぜかコールを持っていたので、
この曲は、コールでやることになってしまいました。
一週間、やり方を検討しながら毎日稽古をしましたが、
コール独特のニュアンスを表現できるようにするには、
もっと時間が必要だと思いました。

基本リズムは8拍子だったのですが、それを
タブラのボル(演奏法を言葉にしたもの)にすると、
Dhi ーー Ta | Ti - Ta - | Ti-DhaNa | Dhi-Dha Na
というような、8拍子が基本リズムです。

Image_kituke

サリーの着付けで、いつも指導をされている
福田さんが、本番前に楽屋で着付けを指導してました。

男子の衣装は、全員のバランスと舞台美術を考えて
中村経子さんが準備してくれた衣装でした。

コンサート終演後には、近所の飲み屋で打ち上げがあり、
J.I.N.ミュージックアソシエーションのスタッフと
生徒たちで、大部屋を占拠して盛り上がっていました。
仁さんの誕生祝いのケーキも登場していました。

コンサートの実現にご尽力くださったみなさまと、
ご来場いただいたみなさまに感謝しています。

合掌 
逆瀬川健治

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2006.06.06

Kuriharan Live at 音や金時

Image_gatsou

シタール奏者でドルパッド古典声楽もこなす
Kuriharan氏とともに、音や金時さんで演奏、
北インド古典音楽三昧のひとときでした。

Image_kuriharan

Kuriharan氏は、古典音楽の演奏活動とともに、
創作音楽の自主製作CDを製作しています。
もうじき発表するということですので、
今後の活動の展開を楽しみにしています。

最後には、ドルパッド声楽の独唱で、
創造と破壊の神であるシバ神の歌を歌いました。

Image_kenji

最近、熱心にタブラに取り組んでいる島田烈生氏が
来てくれたので、演奏の現場写真撮影を頼みました。

名古屋教室でタブラを学んでいたしずかさんが、
遠路はるばるライブに来てくれたのには感激でした。
最近は、仕事の関係でシンガポール在住なので、
久しぶりの里帰りを満喫している感じでした。

いつもよい環境を提供していただいている
音や金時さんと、集っていただいたみなさんに
こころより感謝しています。

合掌
逆瀬川健治

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2006.06.04

Musicians from Varanasi

Image_varanasi

パカワジ奏者のトゥーン・マハラジ氏と
シタール奏者のスラワニ・ビスワス氏
カタックダンサーのシュルティ・ビスワス氏が
インドのバラナシから来日しましたが、
トゥーン・マハラジ氏が右手を骨折してしまって、
とても演奏できる状態にない状況でしたので、
代打として、タブラでの演奏の依頼を受けました。

Image_jyugalbandhi

今回のツアーの主催者で、スラワニ・ビスワス氏に
シタールを師事している本橋邦久氏と
ハリプラサド・チョウラシア氏にバンスリを師事
している秦勇氏とのジュガルバンディでの演奏.
シタールとバンスリとタブラのアンサンブルは、
とても気持ちのよい響きになると思いました。
会場が、響きのよい本覚寺さんの本堂でしたので、
気持ちのよい響きの空間でやらせていただきました。

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続いて、カタックダンサーのシュルティ・ビスワス氏が
13才とは思えないしっかりした踊りを披露しました。

Image_srawaniji

最後は、エタワガラナ(シタールの名門の流派)の
シタール奏者スラワニ・ビスワス氏の奏する古典音楽で、
タンプ−ラを本橋邦久氏が演奏し、合奏をしました。

Image_gurudakisinan
  ・・・2004年6月2日「得三」での演奏風景 
この時には、トゥーン・マハラジ氏も一緒の合奏でした。

スラワニ・ビスワスさんとは、一昨年に来日した時に、
名古屋のライブハウスで共演して以来のことでしたが、
きれいな音色で、とても味わい深い演奏をされる方です。

Image_photobook

会場を提供して下さった本覚寺の沖鳳亨氏には
演奏会終了後にご馳走になってしまいました。
沖鳳亨氏は、なんどもインドに行かれている方で、
たくさんの味わい深い写真と紀行文を掲載した
「わたしの印度」という写真集を出版されていて、
なんと!お土産にいただいてしまいました。
カルカッタ、バラナシ、デリー、ジャイサルメールなど、
なつかしい場所の写真が満載の嬉しいお土産でした。
このたびは大変お世話になり感謝の念でいっぱいです。

Image_honkakuji

今回のツアーは、トゥーン・マハラジ氏に代わって、
彼のもとでパッカワジを学んでいる金子哲也氏が
他の公演での演奏を務めることになっています。
バラナシで行われているドルパッドメラに於いて、
金賞を受賞しているという優秀なパカワジ奏者です。

今回は突然のアクシデントによる代打演奏でしたが、
みんなとても喜んでくれていたのでよかったです。
トゥーンさんの骨折の早期回復を願っています。

今年の冬からタブラを習いはじめた島田烈生氏が
手伝いに来て、演奏風景写真も撮ってくれました。
ライブは、とてもよい刺激になっていたようです。

こんど東京の下北沢の下北ファインホールに於いて、
今回のツアーの千秋楽公演が予定されています。
7月5日(水)19時開演 料金2500円
会場:下北ファインホール  03-3468-0192

合掌
逆瀬川健治


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