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2006.07.27

アジアン・ミュージック大研究2006

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今年も、ヤマハのエレクトーン演奏表現指導研修で、
「アジアンミュージック大研究」と題した
インドとアラブの音楽のレクチャーと演奏、
新しいエレクトーンの機能説明、音源解説、
演奏のデモンストレーションが行われました。

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今回は、会場のようすを、インターネットによって、
全国の会員のみなさんにもライブ発信をしていました。

エレクトーンの先生方が対象だったので、
レクチャーもかなり専門的な内容になりましたが、
さらにつっこんだ詳しいことに関しては、
とても長い歴史のなかで発展して来たものだけに、
もう少し時間が必要だと思いましたので、
さらに一歩踏み込んだアジアン・ミュージック大研究
というような企画もできる状況だと思うのですが・・・

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中村仁氏と共に北インド古典音楽を演奏して
中村仁氏が、ラーガの説明とシタールの楽器解説を
私が、ターラの説明とタブラの楽器解説をしました。
その後、山岡恭子氏が、新しいエレクトーンの操作解説、
いろいろな音源の説明をしました。
それぞれの説明の後には、グリーンスリーブスを、
エレクトーンとシタールとタブラで合奏しました。

司会を担当された生貝隆氏に導いていただき、
とてもスムーズな流れのレクチャーでした。

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次に、アラブ音楽のレクチャーが行われ、
竹間ジュン氏がナイの演奏と楽器解説、
松田嘉子氏がウードの演奏、楽器解説
そして、マカーム(アラブの音階理論)の説明を、
のみやたかこ氏が、ダルブッカの演奏と楽器解説、
アラブのリズムについての詳しい説明をしました。

この3人で、 ル・クラブ・バシュラフ(LCB) という
アラブ音楽のグループとして活躍しています。
アラブ音楽の時も、山岡恭子氏が操作解説と
みんなとの合奏、ソロ演奏をしました。

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プログラムの最後には、全員での合奏をしました。
ラーガ・バイラブの音階とターラ・ティンタールを
基盤にして始まり、アラブ風になるパートもあり
エレクトーンは、ミーンド奏法を獲得したことで、
インド、アラブの楽器のような歌いの表現も駆使して、
とてもここちよいアンサンブルの即興演奏でした。

中心になって司会を担当された生貝隆さんと、
舞台進行を担当された野田治三郎さんは、
普段はエレクトーンの先生をやられていて、
エレクトーン演奏表現指導研修の担当も
定例で一緒にやられているとのことでしたので、
段取りよく、スムーズに進行した現場でした。

受付を担当されていたスタッフの方にお願いして、
撮っていただた写真を掲載させていただきました。

終了後には、昼食をご馳走してくれて、
とてもあたたかいおもてなしをいただき、
野田さん、生貝さんには、誠に感謝の念で一杯です。
また、スタッフのみなさまにも厚くお礼申し上げます。
そして、参加したみなさんにも、
充実した時間を過ごさせていただき感謝しています。

合掌
逆瀬川健治

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